幼児の座席は必要?持ち物は?子どもと飛行機に乗るときのポイント

幼児とのお出かけは心配なことが多いものです。それが初めての飛行機となると、長時間じっとしていられるかな?持ち物は何が必要?そもそも子どもにも座席は取らなければいけないの?……と、わからないことがたくさん出てくると思います。

そこでこの記事では、子どもが0歳4ヶ月で飛行機デビューし、2歳までに4往復した我が家の経験を交えて、幼児と飛行機に乗るときのポイントをご紹介します。

もくじ

幼児は飛行機で座席が必要?

「幼児」とは?

我が家が普段利用するANAやJALでは、国内線は2歳11ヶ月まで「幼児」として扱われます。それが何を意味するかというと、最大の特徴は、座席を取らずに膝に抱いて乗ることもできるということです。この場合、航空券は必要ないので、子どもの分の料金は無料です。

その一方で、「幼児」に該当する年齢でも、航空券を購入して座席を取ることもできます。この場合の料金は、後でもご紹介しますが、小児料金か早割の金額となります。

幼児が座席に座る場合の注意点

幼児が座席に一人で座る場合は、注意することがひとつあります。体が小さく大人用のシートベルトで安全が確保できない場合は、チャイルドシートを使用する必要があるのです。チャイルドシートは、機内に適合するものを自分で持ち込むか、航空会社で借りることができます。

実際に乗ってみて感じましたが、持ち込みよりも借りることを強くおすすめします。子連れの旅行はただでさえ荷物が多く、子どもを抱く必要がある場合もあるので、できるだけ身軽にしておきたいですよね。チャイルドシートは大きな荷物なので、持ち運ぶのは負担になってしまいます。どうしてもという事情がなければ、借りる方が断然ラクです。

チャイルドシートを借りる場合は事前に予約が必要です。私が電話で予約した際は、身長、体重を尋ねられました。体の大きさに合わせて肩ベルトなどの調整を事前に行ってくださるとのことで、おかげで当日は搭乗してすぐに子どもを座らせることができました。

国内線の子連れ制限

国内線は2歳11ヶ月まで「幼児」として扱われ、膝に抱く場合は無料となるとお伝えしましたが、実はこれには制限があります。そもそも大人1人が連れて乗れる幼児(3歳未満)の数は2人までで、そのうち1人は、何歳であっても座席が必要なのです。

大人が1人の場合、3歳未満の子どもを3人連れて飛行機に乗るのは無理、2人なら乗ることはできますが1人分は必ず座席を購入する必要がある、つまり無料で乗せられるのは1人だけということです。

確かに、2人を膝に抱っこして機内で過ごすのは、現実的ではありませんね。座席が必要な子どもがいる場合は、後でご紹介するポイントを参考に、航空券を予約してみてください。

以上をまとめて、航空券が必要かどうかのチェック方法を記載しました。ぜひご活用ください。

幼児は飛行機の座席が必要?

①大人1人対し、3歳未満の子どもは1人ですか?
 Yesの場合 ③へ
 Noの場合 ②へ

②大人1人に対し、3歳未満の子どもは2人ですか?
 Yesの場合 Bへ
 Noの場合 Cへ

③子どもを膝に抱いて乗りますか?座席は必要ありませんか?
 Yesの場合 Aへ
 Noの場合 Bへ

A)子どもは無料です。大人の航空券だけ購入しましょう。

B)子ども用の航空券が1枚必要です。体が小さい場合は、チャイルドシートの使用が必要です。航空会社の方に事前に相談しておくと安心です。

C)大人1人に対し、3歳未満の子どもが3人以上の場合は、残念ながら飛行機には乗れません、もう1人の大人と一緒に乗りましょう。

現実的な「膝に抱っこ」の限界

我が家の場合、子どもが2歳1ヶ月の搭乗まで、膝に抱いて乗りました。2歳というと、好奇心が育ち、言葉はわりと理解しており、自我が強くなってくる頃です。この次の搭乗もまだ2歳でしたが、次の理由から座席を取りました。

・子どもが座席に座りたがる

・体が大きくなり、動きも活発になってきたため、隣の人にぶつかる、前の座席を蹴るなど、まわりに迷惑をかける

・狭い空間に不自由な体勢で拘束するのがかわいそう

・親がおやつやおもちゃなどを取り出したり、抱き直したりする際に、身動きが取りにくい

飛行機の中にいる時間や混み具合にもよりますが、子どもの成長度合い(体は小さくとも2歳は活発)と私の感覚で、「膝に抱っこ」は2歳半未満までと判断しました

ただし、この時は母子2人旅だったためで、お父さんも一緒なら娘が動ける範囲が広がるので、もう少し先延ばしにしていたかもしれません。

子どもの航空券購入と座席を取るときのポイント

ポイント1 公式ホームーページで予約する

航空券を購入する際、インターネットを利用する方も多いでしょう。比較サイトを通して購入することもできますが、幼児と飛行機に乗るなら、JALならJAL、ANAならANAの公式ホームページで予約することをおすすめします。なぜなら、予約前後に航空会社に直接連絡する必要があるからです。

インターネットで幼児の航空券を購入して座席を取る場合、実は「幼児」を選ぶことができません。我が家が航空券購入時に確認した際には、年齢を3歳として「小児」で予約し、航空会社に連絡して年齢を伝えて予約内容を変更してもらうという流れで購入と座席指定を行いました。チャイルドシートが必要な場合は、その際に予約しておきます。

次に、個人的にとても大事だと思っているのは、航空券の購入時期と、座席の取り方です。子どもの航空券の料金は、買い方によって大きく金額が変わってくるので、注意が必要です。

ポイント2 航空券を「早割」で購入する

航空券の小児運賃は、「大人片道運賃」の半額です。これは割引も何もない正規の金額の半額なので、たとえば我が家の帰省の場合、この料金で乗ろうとすると、子どもだけで片道2万円かかります。

そこで絶対に利用したいのが「早割」。早く予約するほど、料金が安くなるというものです。予約の変更ができない、払い戻しに手数料がかかる、というリスクはありますが、とてもお値打ちです。

ただし早割の場合はすでにお得な金額設定ということで、子どももまさかの大人料金です。それでも、普通料金の小児運賃よりは安いことが多いです(料金は自動的に安い方が適用されるとのこと)。次に挙げる座席指定についても、早めに予約することで、希望する席を取りやすくなります。

ポイント3 座席を窓側に指定する(2歳児の場合)

前提として、座席の指定は必ずしておきましょう。乗る直前に取ろうとすると、離れた席しか空いていない、ということは十分あります。忘れずに予約してください。

それでは、どんな場所を指定すれば良いかというと、これは好みや事情によってケースバイケースです。我が家の場合は、子どもが2歳の時は、窓側から2席を指定しました。他のケースの方がリスクが高いと判断し、この選択をしています。

座席は3人がけ、子どもと2人旅の場合、子どもが中央だと、子どもの隣の一方が他人ということになります。そうなると、迷惑をかける可能性が高くなります。

また、子どもが通路側の場合、通路を行き来する人とぶつかったり、席を立って脱走してしまう可能性があります。ただし、窓側の席だと、トイレに行きにくいというデメリットがあります。大人に関しては2時間くらいなら平気ですが、子どもはそうはいきません。

ただ、2歳のうちはオムツがはずれていない場合が多いと思うので、トイレに行く必要はありません。大きい方をした場合はオムツ交換に行きますが、経験上、可能性や頻度は多くありません。逆にオムツがはずれてからは、子どもは頻繁にトイレに行くので、通路側を取ることになると思います

持ち物は何が必要?飛行機内での幼児のぐずり対策

航空券を購入し、いざ搭乗!の前に、持ち物にもポイントがあります。ぐずりグッズもいくつか用意しておきましょう

気圧の変化で耳が痛くならないための飲み物(マグの場合は上空での中身の吹き出しに注意)、手軽に食べられるパンやおやつはもちろんですが、2歳の我が子の気を引いたアイテムは、シールブックです。絵本のような冊子に、付属のシールを貼りつけて遊ぶというものです。子どもに内緒で買って、その日初めて見せることで興味をひきつけるのもポイントです。

実際に持参したのは、2歳向けの「ちえのおけいこシールブック」。A5サイズ、16ページで、かさばりません。「みんなに1つずつ○○をあげましょう」、「見本と同じように貼りましょう」といった指示があり、数などの勉強ができます。2歳1ヶ月だとルール無視で、たくさんあるシールの中で小さなものは少し難しそうでしたが、思い思いに貼って楽しんでいました。

それ以外の時間は、お気に入りのおやつを食べたり、機内サービスの水やジュースをもらって飲んだりしていました。しかしやはりずっと膝の上の狭い空間で窮屈だったのか、途中で床に下りたがりました。そこで母の足の間に下ろしてみると満足したようで、しゃがんでみたり、母の足にもたれてウトウトしたり、おとなしくしていました。少し体勢を変える変えることが、気分転換になったようです。

離陸前、着陸後の待ち時間を含め、飛行機に乗っていた時間は2時間ほど。眠い時に少しだけぐずりましたが、それ以外はこれらの方法で乗り切ることができました。

最近では機内の画面で映画などの動画を見られるサービスもあったり、機内用の絵本を貸してくださったり、搭乗プレゼントがあったりと、子どもが喜びそうなポイントがたくさんあります。活用できるものは活用し、親子で楽しい時間にしたいですね。

飛行機内でおすすめの幼児のぐずり対策グッズ

・飲み物
・手軽に食べられるパンやおやつ
・シールブック
・音が鳴らないおもちゃ
・絵本 など

まとめ

幼児と飛行機に乗るときのポイントを、実際の経験を交えてご紹介しました。同じ年頃のお子さんと飛行機に乗る機会がある方はぜひ参考にしていただき、成長度合いや性格、一緒に行く大人の数、混み具合を考慮しながら、合う方法を考えてみてください。よい旅になりますように。

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