仕事と育児を両立するワーママにとって、日々の生活は本当に時間がなく、バタバタしてしまいますよね。
そんな生活を少しでもラクにするために、我が家では、◯◯◯のない生活を送っています。
多くの家庭のリビングて、主役のごとくドーンと陣取っている、アレです。
ワーママは生活をシンプルに
私には3人の子どもがいて、1人目の出産後は、フルタイムで仕事に復帰しました。
フルタイムにすると時間的にタイトでしたが、そのために得られたことがありました。
すべきことを厳選する、つまり、「やらないこと」を選んで、それをやめること。
これができるようになったのは、私にとって大きな収穫となりました。
おかげで、生活はとてもシンプルでした。
平日は本当に、最低限のことしかしていません。
見方を変えると「不毛」ですが、これが案外、爽快だったものです。
「やらないこと」を選んでやめて、生活をシンプルに!
オススメはテレビを手放すこと
生活をシンプルにするために実践したことの一つは、テレビを見ない、ということです。
私はもともと、大のテレビっ子でした。
しかし子どもが産まれて思うところがあり、日常的にテレビを見るのをやめたのです。
テレビっ子時代は、テレビをあまり見ないという人々を、信じられないという目で見ていました。
朝起きたらまずテレビの電源をつける、家に帰った時もまずテレビ、という行動が染み付いていたので、テレビを消したまましておくということが非日常だったのです。
しかし、意外にもテレビなし生活はすんなりと馴染みました。
なぜかというと、メインの生活スペースであるリビングにテレビを置くのをやめたからです。
これは自分のためというより、まだ赤ちゃんだった子どものためでした。
まず、通っていた小児科の医師が、テレビはあまり見せないようにしましょう、と謳っていたのです。
小さな子どもの日常的なテレビ視聴は、発育に悪影響があり、コミュニケーション能力が育ちにくいということでした。
その考えに賛同したため、子どもにはあまりテレビを見せないようにしようと思ったのです。
そしてもうひとつ、子どもの安全のため、という目的がありました。
我が家のテレビ台は、子どもが転ぶとちょうど角にぶつかる高さだったこと、配線に手が届くため感電の心配があったことから、子どもが遊ぶスペースにテレビを置いておくことはリスクだと考えたのです。
これらの理由から、テレビを別の部屋に移動させました。
我が家のテレビとの付き合い方
じゃあ、親も子どもも、まったくテレビを見なくなったか?というとそうではなく、こんなふうになりました。
・親:見たい番組を厳選して録画し、週末など子どもが昼寝している時に見る
・子:教育系のDVD、録画した子ども番組を、時間を決めて見る
1人目の子どもには、1歳半頃からテレビを見せるようになりました。
見せ方によっては学びにもなるし、本人も楽しそう、というのが理由です。
当時から、長時間にならないようにだけ気をつけていました。
テレビを撤去するという選択は、あらゆるメリットを生みました。
私自身にとってもっとも良かったのは、心がおだやかになったことです。
テレビに取られる時間がなくなったことや、「もっと見たい」などと子どもがぐずる要素がひとつ減ったこと、テレビに振り回されなくなると行動がルーティーン化しやすくなることは、共働きで時間がない生活にフィットしていました。
決して、テレビは悪、と言っているわけではありません。
情報を得ることもでき、テレビから学ぶこともあります。
娯楽であり、心をリフレッシュするために活用するという方法もあります。
テレビを見ないということが単に、我が家のスタイルに合っていたという話です。
そして、テレビは必須!と思っている方が、時間がなくてバタバタしているのをどうにかしたい、と思っているなら、テレビとの付き合い方を考え直してみることをおすすめしたいと思っています。
テレビを見ないデメリット
最後に、テレビを見ないことで感じた、ちょっとしたデメリットも紹介しておきます。
といっても、当時は気になっていたこれらのデメリットは、テレビなし生活をかれこれ8年ほど続けていたら、まったく問題にならなくなりました。
最近は世間もインターネット中心の生活になりつつあり、テレビを見る人も減っているようです。
自分の生活の中で、上手に活用していきたいですね。
まとめ
毎日バタバタだったワーママが、時間と心のゆとりを獲得するために有効だった方法として、テレビを見ない、ということについてご紹介しました。
私は元テレビっ子ということもあり、テレビと距離を置くだけで、生活がかなりシンプルになりました。
心もおだやかになるので、テレビなし生活、おすすめです。